以前より、韓国ドラマを見る度に「韓国語が話せるようになりたい」と、その時だけは病的に勉強スイッチが入り、10数年前にピンズラー韓国語を購入したことがありました。
即、挫折でした。
簡単な挨拶程度なら誰でもすぐに話せるようになるし理解ができるとは思うのですが、文章になったときに、ただのカタカナの羅列を繰り返す感覚しかなく、訳がわからなかったからです。
本当に一瞬で挫折しました。(笑)
ところが、時が流れて10数年。再び三度、韓国語の勉強を頑張ろうと思った今の私。
なんとまた、ピンズラー韓国語にチャレンジしてみたわけです。
何故か。
ハングル能力検定試験5級の勉強をしてみた所、ヒアリングが全く伸びなかったから。
独学なので、どうしても書いて覚える、見て覚えるの繰り返しが多くなってしまうんですよね。
で、いい機会なので、またピンズラー韓国語に挑戦してみた訳です。30日間毎日コツコツと。そうしたら、10数年前の挫折が嘘のように、楽しいんですよね、ピンズラー韓国語が。
ハングルを覚え、単語から簡単な文章を理解できる力がついていたからか、なぜその語尾変化が生まれるのか、どの文法を使った文章なのかが頭で考えられるようになっているから、会話のやりとりの理解力が格段に上がっているんですよね。
という訳で、韓国語がまったくわからない初心者の方が、ピンズラー韓国語を30日間、いや、長いと三ヶ月やり続けるには、相当な根性がいるよな というのが正直な感想です。
そして、それだけがんばったとしても、ピンズラー韓国語に出てくる音は聞けるように、話せるようになったとしても、その知識を応用できない気がするんです。
私からのアドバイスとしては、ハングルを覚え、簡単な文法、簡単な文章を理解できるくらいになってから挑戦してみるのがオススメです。その方が格段に続くし、わかるし、楽しいと思います。
それと、私自身のハングル検定5級の勉強に活かせたかというと、「割と活かせた」というのが感想です。
ハングル検定は、級によってレベル分けが明確にされており、5級で出る範囲(単語や文法、聞き取りレベル)が決められています。その級の聞き取りが出来なければ、何度も、その級の過去問や模擬試験や教材で繰り返し聞いて覚えていくしかなく、それが一番の勉強法かと思います。
ただ、ハングル検定5級の勉強を進める中で、「あ、これ、ピンズラー韓国語の中で出てきたフレーズだな。」と、明確に思いだせるフレーズも多々あり、その気づきで記憶が更に強化される感覚がありました。それが私にとっては凄く楽しかったんです。
ユーキャンのピンズラー韓国語は『ピンズラーメソッドという語学学習プログラムで成り立っており、音声を聴いて答える応答式レッスンで、とっさに話せる会話の瞬発力を要請する』というのを宣伝文句にしていますが、これは本当だと思います。
ピンズラー韓国語を30日間継続しましたが、その中で出てきたフレーズはかなりの瞬発力で聞いて、口から出せるようになりました。スラスラとです。
と言う訳で、長くなりましたが、私なりの結論。
超初心者がユーキャンのピンズラー韓国語講座を続け身につけるのは、かなり大変。
ハン検5級レベルくらいの知識を付けてからだと、文章構成理解やフレーズの応用も考えられるし、とっても楽しめる。
恐らく、この記事をお読みになっている方は、ユーキャンのピンズラー韓国語をやってみようかどうしようか、やってみるとどんなものなのかが知りたくて検索し、訪問してくださったのではないかと思います。
このピンズラー韓国語講座ですが、ユーキャンのサイトでは申し込み終了してしまっているようです。以前は資料請求をすると、第一課のCDが付いてきたのですが、残念。
もし興味のある方は、メルカリなんかで出品しているので、試しに購入してみてもいいかもしれないですね。
やらないよりは、やってみた方が発見があり、価値があると思います。